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アルフレッサ ホールディングス株式会社からのお知らせ

商用利用可能なヒト(同種)体性幹細胞原料の供給に関する契約締結のお知らせ

当社の子会社であるセルリソーシズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:有田孝太郎、以下「セルリソーシズ」といいます)は、国立研究開発法人国立成育医療研究センター(以下「成育医療研究センター」といいます)と、商用利用可能なヒト(同種)体性幹細胞原料の供給に関する契約(以下「本契約」といいます)を2024年4月23日付で締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

契約締結の背景と目的

成育医療研究センターは、AMEDが支援する「再生医療等製品用ヒト(同種)体性幹細胞原料の安定供給促進事業」を進める施設として細胞原料提供倫理審査委員会を設置し、経済産業省の「ヒト(同種)細胞原料供給に係るガイダンス」に基づき、細胞加工物、特定細胞加工物または再生医療等製品の原料として利用可能なヒト(同種)体性幹細胞原料の採取および提供ならびに仲介について、倫理的、法的および科学的な観点から審査を行っています。加えて、ヒト(同種)体性幹細胞原料の安定供給の仲介機関としての役割も担っており、ドナーの情報管理、採取医療機関の支援、提供先企業への支援を行っています。

本契約により、セルリソーシズは成育医療研究センターの仲介でマスターセルの製造に必要となるヒト(同種)体性幹細胞原料である胎盤、羊膜、および臍帯などの胎児付属物の供給を受けることが可能となります。今後は、同社の細胞培養加工施設である「郡山 Cell Processing Center」において、高品質なマスターセルの製造を進めてまいります。マスターセルを製薬企業やアカデミアなどの顧客へ提供することで、顧客の製造工程や研究開発コストの削減、および再生医療等製品の上市までの期間の短縮につなげ、細胞治療の産業化に貢献してまいります。


商用利用可能なヒト(同種)体性幹細胞原料の供給に関する契約締結のお知らせ