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新会社「セルリソーシズ株式会社」設立のお知らせ～再生医療等製品の安定供給に向けて～

当社の子会社であるアルフレッサ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：福神雄介、以下「アルフレッサ」といいます）は、再生医療等製品の安定供給に貢献することを目的に新会社「セルリソーシズ株式会社（以下、「セルリソーシズ」といいます）」を設立いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

背景と目的

近年、医薬品業界において、これまで有効な治療法のなかった疾患の治療が可能となる再生医療等製品の実用化が進んでおり、国内市場は2030年に8,500億円規模に至ると推定されています※1。一方、国内では他家細胞※2を用いる再生医療等製品は原料の多くを輸入に頼っており、経済安全保障の観点からも国内で原料を安定的に供給することが喫緊の課題となっております。

昨年、アルフレッサは、再生医療等製品の安定供給に貢献するため、新会社セルリソーシズを設立いたしました。同社は、「細胞の抽出・加工」から「再生医療等製品の製造」までの事業を行うことを目指しており、現在、他家細胞を抽出・加工し、再生医療等製品の中間製品（マスターセル）の保管を行う細胞培養加工施設として「郡山Cell Processing Center」の建設を進めております。同社は、再生医療等製品の中間製品（マスターセル）を安定供給し創薬をおこなう製薬企業をサポートすることで、再生医療等製品の安定供給に貢献してまいります。

• ※１：出典 Arthur D. Little Japan「2019年度再生医療・遺伝子治療の市場調査業務最終報告書」
• ※２：健康な細胞提供者から採取した細胞