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アルフレッサ ホールディングス株式会社からのお知らせ

テラファーマ株式会社の再生医療等製品の製造事業譲受のお知らせ

当社の子会社アルフレッサ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福神雄介、以下「アルフレッサ」といいます)の子会社であるセルリソーシズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:有田孝太郎、以下「セルリソーシズ」といいます)は、テラ株式会社(本社:東京都新宿区、破産管財人:安達桂一、以下「テラ」といいます)の子会社テラファーマ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:木内清人、以下「テラファーマ」といいます)との間で、同社の一部事業である再生医療等製品の製造事業を譲り受けることについて、事業譲渡契約を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

事業譲受の目的

テラの子会社であるテラファーマは2014年より、がん免疫応答のメカニズムを利用した樹状細胞ワクチン技術をベースに難治性がん治療のための再生医療等製品の研究開発を推進しています。現在、公立大学法人和歌山県立医科大学が実施する治療法の確立していない進行膵臓がんを適応症とした日本で初めての細胞療法の治験に治験製品である樹状細胞ワクチンを提供しています。

セルリソーシズは、テラが破産手続きを進める中で、子会社であるテラファーマの事業譲渡の意向を確認したことから、事業譲受に関して検討を進めてまいりました。本件について、テラファーマは自家細胞※1を取り扱う細胞プロセッシングセンター、専門人材、および治験製品の開発を進めてきた経験を有しており、他家細胞※2を取り扱うセルリソーシズ※3 とともに、当社グループの再生医療等製品のサプライチェーン構築に資すると判断し、テラファーマとの間で同社の一部事業である再生医療等製品の製造事業を譲り受けることについて、事業譲渡契約を締結いたしました。これにより、セルリソーシズは自家細胞と他家細胞を取り扱う拠点を保有し、再生医療のサプライチェーンにおける「細胞の抽出・加工」から「再生医療等製品の製造」までの機能強化を図ります。

  • ※1:患者本人の細胞
  • ※2:健康な細胞提供者から採取した細胞
  • ※3:セルリソーシズにおいて、他家細胞の抽出・加工、保管を行う拠点として「郡山Cell Processing Center」の建設を進めております。
テラファーマ株式会社の再生医療等製品の製造事業譲受のお知らせ